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2019/5/4/ジャンダルム飛騨尾根

Last-modified: 2019-05-28 (火) 23:59:29 (81d)
Top / 2019 / 5 / 4 / ジャンダルム飛騨尾根
山行日2019年5月4-5日
山域北アルプス
ルートジャンダルム飛騨尾根
メンバー梅原・師田

記録

連休後半戦は好天予報だったので岩は小休止して山へ。
AM3時待ち合わせで新穂高4時30分出発。既に空は十分明るかった。
白出沢まで順調に歩を進めるが、2年前の沢の取違(西穂沢を遡行)による敗退の記憶が甦る。
雪渓となった沢を詰めて天狗沢出合着。出合には前日発と思われるガイドパーティの
テントが張られているので間違いない。

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小休止して雪渓をさらに詰めて行き、適当な箇所からD尾根へ上がる。
急斜面の雪や踏み抜きと奮闘しながら踏み跡がある稜線へ出ると一気に展望が開けた。
稜線上も斜度はあるものの雪は安定していて、ここからトラバース2回でC尾根(飛騨尾根)にとりついた。
後続はどうやら新穂高で追い抜いた二人組のパーティのみ。D尾根の眼下にその姿が確認できた。

2.jpg 3.jpg


飛騨尾根下部はハイマツのやぶ漕ぎで雪のついた箇所を適当に選んで歩いたりで、
ようやく岩峰基部へ到着。

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1ピッチ目はフリーソロ。2ピッチ目あたりからロープを出す。
ここから岩パートが思ったよりも長かった。ビレイ支点は全くない。残地ピンがわずかにあるのみ。
ロープいっぱい伸ばしてもリスやカムが取れそうな箇所を考慮すると1ピッチ平均で45m前後しか進まず。。
だんだん疲れと眠気も重なり、しっかりルーファイしながら手早く登っていくが登攀スピードが明らかに落ちてくる。


14:30過ぎにアックスのアクシデントが発生。(ピックとシャフトのビスが緩んで外れてしまった!)
ビスとナットが紛失して完全分離しているのでどうにもならず回収。
既にトラバースの核心は超えているとは言え、明日の尾根通過に不安も感じたりでちょっとショックでした。。

続く岩登りはナチュプロ主体の適度な緊張感を維持したクライミングが堪能できた。
T1の巨大な岩峰を集中しながら超えて、この日はジャンダルムの頭から懸垂した後、
近くに適当なテン場がなかったので懸垂下降点の岩沿のところに畳1畳分を何とか整地して幕営。
眠いので水を作るのも面倒だったが、3L分くらいはjet boilで雪解け水を確保。腹ごしらえして就寝21:00過ぎ。


翌日は4:30起床で6:00過ぎ行動開始。
テント場の前方両サイドすぐは雪斜面なのでテント撤収やパッキングも結構大変。
尾根稜線を歩きと懸垂を交えながら進む。途中ロープが岩角にスタックし、何とか回収しながらもナイフリッジを通過。
奥穂山頂と山荘が昨日よりはっきりと見えてくる。

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たいした時間もかからず奥穂へ登頂。登山者もチラホラ。奥穂高山荘への下りもバックステップで急ぐがここも斜度があってなかなか侮れないな。

無事に山荘に到着してパッキングや服装を整えてから山荘内を覗いたが、大した食事もなかったので下山を急いだ。

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追記:
のんびりと白出沢を下降しながら途中夏道をトラバースして下るが、ここも結構な踏み抜き地獄で悪かった。
下山後は今回初めて「ひがくの湯」で飛騨牛の食事と(露天)風呂を済ませました。

【CT目安】
・1日目:新穂高(4:30)-白出沢(6:00)-天狗沢出合(8:00)-C尾根(飛騨尾根)(11:30)-
 ジャンダルムの頭(18:30)-懸垂してジャンダルム取付きにて幕営
・2日目:ジャンダルム(6:30)-奥穂高(8:00)ー奥穂高山荘(8:30)-天狗沢出合(11:30)-
 白出沢(12:00)-新穂高(13:30)


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