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|山行日|2016年8月10日~13日|
|山域|北ア・穂高連峰|
|ルート|奥穂・北穂・涸沢岳の一般ルート|
|メンバー|青木克人・万里子|
*記録
9日(前日)19:00自宅出発、22:00沢渡に到着、車中泊としてはしっかり睡眠。
10日(涸沢入り)03:50起床、04:40の始発バスで上高地入り。計画書提出し、05:50出発。横尾街道も涸沢への道も暑さにやられ、万里子は新品の靴が合わず靴ずれに苦しみ、涸沢14:00着。6月の本谷橋と涸沢の間の大落石の傷跡は生々しく、100m近いトラバースとなっている。やや遅くなったが、夕立がなかったことは幸いした。ともあれテン場を確保し幕営、涸沢ヒュッテの小屋でジョッキを傾ける。19:00には就寝。
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午後の涸沢に到着。雪少ない。平日のためテントもまだ満員ではなかった。
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翌日の好天を約束する夕日に照らされる前穂。
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11日(山の日に奥穂・涸沢岳登頂)03:30起床、05:00出発。快晴だが常念山脈くらいにごく低い雲があり、モルゲンロートにはならず。登り下りで混雑するザイテングラートを昇る陽射しに追われるように高度を上げる。白出のコル(穂高岳山荘)07:45着、奥穂高岳山頂09:05~09:25。雲一つない大展望。上高地に、山の日式典会場の白い大テントが見えた。10:15白出のコル帰着、万里子は穂高岳山荘にて大休止、克人は涸沢岳往復(これも見事な眺望)、10:50揃ってザイテングラートを下山開始。13:30涸沢小屋帰着、登頂の祝杯を上げた。夕立の気配すらなく、テン場で涸沢の午後を満喫、19:00就寝。
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奥穂に向かう梯子。混雑はしていなかった。ヘルメットが普及し、8割以上の人が装着。
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奥穂頂上。左下に前穂が見える。
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涸沢岳より槍・北穂。
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午後はテン場でのんびり。
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12日(北穂登頂)03:20起床、05:15、見事なモルゲンロートのなか出発。北穂沢のお花畑やガレ場、鎖場といった奥穂とはまた異なる登りを、今日も陽に焼かれながら登る。08:30北穂高岳登頂、北穂小屋のテラスの窓側でキレットの向こうに見える槍ヶ岳を望み小屋のドリップコーヒーを楽しみ、09:00下山開始。前穂や奥穂、常念や、足元の涸沢の風景を楽しみながら11:50下山、二日続けて涸沢小屋のテラスでジョッキを傾ける。あとは残りの食糧をテントの外で食べながら山行の締めくくりに向けて早い夕食のパーティ。夕方は今度は日暮れ間際の涸沢ヒュッテのテラスでジョッキ営業は終了とのことで缶ビールで乾杯。今日も19:00には就寝しようとしていたが、この日私達のテントのすぐそばに幕営した香川の某県立高校のの引率教員、女子生徒らがテントの外で20:00近くまで大騒ぎしていて、他のテントの人から苦情が出る等、寝るのは遅くなってしまった。
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奥穂~涸沢岳のモルゲンロート。
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前穂北尾根は南陵のこのあたりから見るのが一番か。
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北穂山頂と槍ヶ岳。
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常念をバックに。
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ガスのからむ前穂。明日は下山。
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13日(下山)前夜の就寝遅延はあったものの撤収の日でもあり03:00には起床、のんびり撤収して05:50下山開始、09:00横尾、11:55河童橋と順調に、今日も日に焼かれながら下山。
残雪期の穂高は数年に一度来ていたものの、真夏は大学時代以来であり、印象深い山旅でした。万里子は初穂高が2012年のGWだっただけに、横尾谷やザイテンの雪の有無での風景や登頂ルートの違いに驚いていました。
久しぶりの4日間の山行でもあり、13日は安曇野の宿に投宿、温泉でゆっくり疲れをとり、14日朝09:30には安曇野インターに乗り、まだ渋滞が始まったばかりの長野道・中央道を経由して12:00には八王子ICに帰着しました。