#author("2023-09-26T20:46:28+09:00","default:tac","tac")
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|山行日|2023年9月7-8日|
|山域|北アルプス|
|ルート|前穂高北尾根⇒奥又白池|
|メンバー|師田、水流|
*記録
ルート:
9/7上高地インフォメーションセンター~明神館~徳澤園~パノラマコース~松高尾根~奥又白池
9/8 上記9/7のルートを戻る
記録:
9/7 10:00上高地インフォメーションセンター~11:00徳澤園~12:20パノラマコース、奥又白方面分岐14:30奥又白池
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4日前の天気予報は2日間共に絶望的だったが、前々日の予報から台風の進路予想が東向きに変わり希望の持てるものとなったのでダメ元で実行となった。奥又白池は前々から訪れてみたいと思っていた所なので、悪天候で北尾根が登れなかったとしても十分楽しみだった。
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7日河童橋から眺める穂高連峰は青空が広がり穏やかで前穂高へ登頂出来る事を期待させた。
梓川沿いをサクサク歩いて徳澤園で小休止して対岸へ渡る。新村橋は架替工事で通れない為下流の作業道を使うが重機で整地された水の無い河床は少々興ざめさせられる。
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林道を少し歩いてパノラマコースへ入り1時間程登ると奥又白池の分岐となり松高尾根に入る。徳澤園のHPで奥又白池に至るには「知る人ぞ知るその幻の池は北アルプスの瞳とも言われています。当園とも、繋がりが深く名作氷壁にも登場します。しかし、その幻の池を拝むまでには、各所の難所が存在し、獣道のような踏み跡を垂直によじ登らねばなりません。」とあったのでそれなりに覚悟していたが、それほど酷くは無く2時間程で到着した。池は相当な傾斜を詰めて現れるまさに幻の池だ。
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まずは池の反対側に有る幕営適地へ行き荷物を下ろし水場へ。水は細いが冷たくおいしい水だ。ここにビールを沈めて冷やし、テントを張り幕営の準備を整えて良く冷えたビールで乾杯。残念ながら稜線には雲がかかり眺望は良くないが、時折雲が切れ1峰が見え翌日の登頂に期待が高まる。
まずは池の反対側に有る幕営適地へ行き荷物を下ろし水場へ。水は細いが冷たくおいしい水だ。ここにビールを沈めて冷やし、テントを張り幕営の準備を整えて良く冷えたビールで乾杯。残念ながら稜線には雲がかかり眺望は良くないが、時折雲が切れ1峰が見え翌日の登頂に期待が高まる。
16:00頃に食事をして18:00にはシュラフに入った。
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9/8 7:00奥又白池~9:10徳澤園~10:30上高地インフォメーションセンター
3:30に起床して朝食を取っているとパラパラと雨がテントを叩き出すと段々と強くなりザーと降りだした。この雨での北尾根は無理との判断に至り下山を決定したので6:30まで二度寝する。
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雨雲レーダーを見ていた師田さんから雨の切れ間が来たので今のうちに降りようと起こされ、急いで撤収して7:00に下山開始。カッパを着込んで雨に備えていたがあまり降られることなく2時間程で徳澤園に着きソフトクリームで一息つき河童橋へ。ここでもソフトクリームを食べて上高地を後にし、中の湯温泉でサッパリとして、奈川そばを堪能して解散となった。
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台風13号の進路予想は房総半島沖から三陸へ向かうとなっていて予報は悪くは無かったのですが、結果西に進んでしまい影響を受けてしまいました。河童橋でもかなりの風が吹き寒さを感じましたし、後で分かったのですが暴風圏にも入っていましたので、山頂は霧雨の中相当厳しい状況だったと思われます。幸い行動前に雨が降り出した事で岩場を行動している時に悪天候に晒されることが有りませんでした。
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今回は登頂出来ず残念でしたが、かねてより行きたかった秘境でテン泊出来て楽しかったです。次は好天に恵まれて北尾根へ挑みたいです。