#author("2023-11-28T14:44:11+09:00","default:tac","tac")
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|山行日|2023年11月3日|
|山域|八ヶ岳|
|ルート|大同心雲稜ルート|
|メンバー|師田、水流|
*記録
好天の三連休なので、中央道の渋滞予想は酷く4:20に自宅を出た。
いつもより車は多いが、流石にこの時間なので渋滞に捕まることは無かった。
7:00に道の駅小淵沢で師田さんの車に乗せてもらい赤岳山荘へ向かう。
美濃戸林道は荒れていてSUVの本領発揮。普通車ではもう通過は難しいと思われる。
赤岳山荘に駐車して1時間20分程で赤岳鉱泉まで歩き、小休止して大同心稜へ。
枝の張り出しが多い急登を息も切れ切れに大同心基部まで登り、準備して10:10
1P水流リードでクライミング開始。凝灰岩?のルートは凹凸が有って手足の掛りが良いが、すっぽ抜けそうで怖い。しかし1Pが終わる頃には慣れて信用して掴めるようになった。事前情報では支点は豊富にあるとの事だったがそんな事は無くカムを多用して登る。ハング越えが核心との事だったが、意外とあっさりと抜けた。
2P師田さんリード 核心は終了点直前にあるツルっとしたフェイスで、カチにレイバックした後、キョンでやっと抜けた。1Pより優しいとの事だったがこちらの方が手強いと思う。
3P水流リード 階段状で優しいが浮石が多く恐ろしい。積み重なった平たい岩がタイルのようにするっと抜けたりする。落石を起こさないよう慎重にピナクルを目指して登った。
4P師田さんリード 初っ端の凹角に足が決めれず難しい。そこをクリアすると高度感のあるバンドで体を外に出しながらトラバースし広いテラスまで行くと終了点。
5P水流リード グレードが5.10aと言うだけあって被っていて緊張する。慎重にルートを見てフリーでの突破を試みるが、被りが強い所で敢え無くお助け紐を掴んでしまった。紐を中継して2手ほど進むと終了点が見えた。あと少しなら全力を使い果たしてでも何とかフリーで越えたかった。
14:00に着いた大同心の頭は結構広い平坦地で居心地がいい。
横岳に居る登山者が「クライマーが居る!すごい」と叫んでいるのが聞こえる。
このまま縦走路に出れば喝采を受けて気持ちいいだろうが、時間がないのでラッペルで降りた後、歩いて下山。ぎりぎりヘッデンを使わず下山できた。
15:10大同心基部 15:40赤岳鉱泉15:50 16:50赤岳山荘駐車場
温泉に入り、食事をして別れ際に「次は日の長い時期に小同心クラックと抱き合わせでやろう」と師田さんが言ってくれた。楽しいルートなので(怖いけど)是非とも実現して、お助けは使わずにフリーで登りたい。
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//この行から残してください*2023.11月より試験運用
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#comment(below)
- お疲れさまでした! -- [[原]] &new{2023-11-28 (火) 14:45:33};