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|山行日|2022年8月20日|
|山域|丹波川水系|
|ルート|竜喰谷|
|メンバー|戸叶、水流、土肥|
*記録
ルート:石楠花橋ー竜喰谷―大常木林道ー石楠花橋
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石楠花橋手前のスペースに駐車し、駐車スペースからの踏跡を辿って一ノ瀬川に入渓。暫く降って、竜喰谷出合いの滝右側を一段降り、滝をトラバースして竜喰谷に入る。
すぐに5mの滝、次に釜のある4mCS、精錬場ノ滝8mはフリーで越えた。そして高さのある下駄小屋ノ滝12mの前で、途中まで水線登って途中から巻こうかなどと考えていると、水流さんが取り付き、フリーで登った!ロープを垂らしてもらい、時間短縮のため3番手の戸叶さんのロープを引く様指示のもらい、2番手で登る。前半の左側階段状を登り終え落口みたいなところで、滝を跨いで右側だと水流さんが言う。えぇー…滝に弾き飛ばされそうで確保してもらっているのに行けない。左側を抜けた。水流さん、スゴイ!
それからいくつかの滝を越え、核心の曲り滝へ。一応登れるかオブザベする。すると水流さんが準備を始める。リードしますか?と問うと行ってみると言う。右側から取り付き、水線の方に移動して落口へ。無事登ってしまった!ハーケンは3枚打ってあり、そのうち2つは横並びで1つは朽ちて危険そうだとの事。2番手で登らせてもらった。これをリードかぁ~。登れるかわからないのに挑戦するのは、おっかないなぁ~。水流さん、スゴイ!!水流さんのザックを荷揚げしつつ、3番手の戸叶さんが登る。ザックだけの荷揚げは引っ掛かるので、手の届く範囲でザックをロープに固定し、フォローしつつ登るそう。勉強になる。
またたくさんの滝を越え、ミニゴルジュ2条CS滝へ。水線のある右から試みるも水の勢いに負け、断念。立派な蜘蛛の巣があって蜘蛛には申し訳なかったが、左から登った。水流さんは水の勢いに打ち勝ち、身体を上げるも落口が悪く、お助けで一応確保しつつ越えた。
最後のCSはカチがあって登れそうだったが、足が高過ぎて上げられずドボン。続く水流さんと戸叶さんは足と背中の突っ張りで身体を上げ、見事突破!なんとかカチを使って行こうと粘るも撃沈。2人のムーブを真似るもザックが邪魔で少しも突っ張れない。もはやどうやって登ったのか覚えていないが、戸叶さんのお助けに引き摺られるようにして引っぱり上げてもらった。ここが1番難しかった。
井戸沢に入ってすぐに大常木林道の木橋があり、脱渓。装備を解き林道を下ること1時間半。車道に出て駐車スペースに帰還。二ノ瀬と三ノ瀬の分岐は脱渓してから割とすぐなので注意。谷の方に降りる左を行く。
フリーで登れる滝がたくさんあって、実に楽しかった。水流さんの大活躍のお陰で、全ての滝を巻かずに登れ、ロープを出したのは2箇所のみでスムーズに進めた。水量は平水であったと思われる。増水するととても難しくなりそう。こんなにフリーで登れないだろう。コンディションよしアプローチなし詰めなし下山楽…と、またもややさしい沢登りであった。