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|山行日|2021年2月6日|
|山域|西上州|
|ルート|犬殺しの滝|
|メンバー|菅原・原・佐藤・小泉・林|
*記録
2/6の犬殺しの滝 参考報告を佐藤と小泉からさせていただきます。
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[小泉]
佐藤さんの車がパンクし、小泉車へ乗り換えをする。下仁田サンスポーツランドの集合時間に遅れる旨、林さんへ連絡する。結果10分遅れでの到着となり安堵する。
皆集合となり、登山口へ車で移動。
恐らく、相沢登山口?には車7台位が駐車し、奥壁へむかう方々が準備をしていた。我々はさらに、林道を進み、行き止まり付近?へ駐車する。
準備をし、色々なドキドキ感をもち、歩きだす。今日は良い天気だ、暖かい。
うっすらと汗をかき、しばらく歩く、踏み跡とリボンに導かれ、分岐をスルーしてしまう。
分岐に戻り、見上げると、木々の向こうに氷瀑がある。近づき、全貌が現れる。
「デカイなぁ、垂直縦が長い!」
既に飲み込まれ、精神的に萎縮している私。
荷を解き準備していると「犬殺しならぬ、小泉殺しになるかもね^_^」と林さんのジョーク。笑えない!
菅原さんと小川さんは犬殺しの滝へトップロープ設置へ、林さんは仔犬殺しの滝へ。両方、スムーズにリードしていく。
林さんのビレイヤーは原さん、ダブルロープシステムを初めて見る私。ビレイとリードの動きを凝視。流石だ!
TR設置後、二番手で取り付く。「楽しんでね」との林さんのエールも、内心バクバク!
林さんから譲ってもらった、バイルとアイゼン、道具は最高だ。後は技術は無いので、己の根性のみ!自分なりにダイアゴナルと、倉田さんに教えてもらった、腕温存のバイル先引っ掛けを意識していく。
段々と整形されている仔犬は、途中途中で一息入れられる箇所があり、落ち着いて登って行ける。後方からの声掛けも勇気をくれる。有難い。時間をかけ、終了点まで到着。
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お待たせした原さん、リードで仔犬へ。安定したリードとスクリュー設置。ビレイの林さんのロープ操作を凝視。
途中、犬殺しへ移動し、ビレイをスイッチする。ロープ結びがあるためだ。
菅原さん見守りの中行う。本日二回目のビレイヤーとなる。登っているのは、佐藤さんだ。苦しそうだか、彼は根性がある。途中テンションをかけながらも、終了点まで登りきる。流石だ。
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続いて、小泉、犬殺しにチャレンジさせてもらう。時間をかけながら、ゆっくり登っていく。コースどりが悪く、途中声掛けをもらいながら、修正し登る。
シンドイ、特に腕が。「腕を休めろ」とアドバイスも、分かっているが恐怖感が強まり、スムーズに行えない。TRなのに情けない。
バイルを振るが、しっかりと刺さらない、足も刺さらず、ぶら下がる事数回にて、1/2地点でギブアップする。己に負けた事が一番の原因である。
空いた時間で、皆さんそれぞれ、色々と教えてくださる。作法、ダイアゴナルカウンターバランス、アックスの振り方、蹴り込み方等。
スクリューやフィフィ等用具について試させていただく。
時間があっという間に過ぎた。
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私個人では、体験する事の出来ない経験の場を、企画し導いてくださった、菅原さん、林さん、原さん、小川さん、佐藤さんに、感謝とお礼を申し上げます。
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[佐藤]
朝一でタイヤがバーストするという散々な出来事からスタートしましたが、
絶好の天気の中、アイスクライミングを満喫することができました。
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相沢登山道から滝に向かう林道分岐までは、荒れた地面で所々凍結されているため
4WD推奨の道で会ったため、原さん、小泉さんの車に分乗して突き進む。
駐車スペースは2台分といったところの分岐に止め、滝を目指す。
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滝までは所々が不明瞭な登山道を歩くことになるが、短距離ながら
凍結しており、チェーンスパイクがないと登りはともかく下山が
難儀する道程でした。
しばし進み、右手の尾根が切れると立派な氷滝が見えてくるが、
小泉さんと自分は見事にスルー、反省である。
犬殺しの滝は地面まで程よく締まった氷が育っており、
所々足場となる段々もあるため、菅原さん曰く楽に登れる、とのこと。
60mダブルロープで余裕があるが、終了点の立木が遠く、
回収には空中懸垂が必要になる。
一方、仔犬殺しは日当たりのせいかやや細く、岩が見えているところもあるが、
階段状になっている部分もあるため、楽しく登れる様子。
50mダブルロープでギリギリ、終了点の立木は登り切った付近にあり。
クライミングでは前回林さんに手足の使い方を教えていただいたおかげで、
子犬殺しの滝を余裕をもって上ることができたものの、途中で岩を叩き、
アックス先端を曲げてしまった。
次回はやすりだけでなくハンマーも持ってこようと心に誓う羽目になった。
犬殺しでは曲がったアックスのぬけの悪さと、ルートミスからのトラバースに苦戦しつつも何とか完登、ルーファイとムーブの大切さを学びました。
また、今回同行させていただいた方々は皆堂々とした登りを見せていただいたが、
個人的には原さんのトラバース時にアックスの持ち替えを多用していた動きに
感心したため、次回はぜひ真似してみたいと思いました。
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最後に、本計画にお誘いいただいた林さん、犬殺しの支点構築をしていただいた菅原さん、ムーブを勉強させていただいた原さん、スクリューを体験させていただいた小川さん、パンク対応で迷惑をかけ、車を出していただいた小泉さんに改めてお礼をさせていただきます。
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