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|山行日|2019年9月13-14日|
|山域|北アルプス|
|ルート|滝谷四尾根|
|メンバー|梅原・師田|
*記録
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13(金)初日
新穂高温泉7:00−穂高平小屋8:00−滝谷出合10:00—雄滝10:00
—ナメ滝15:00−F沢18:30(泊)
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14(土)二日目
F沢7:00−C沢8:30—スノーコル9:00−Aカンテ9:30−Bカンテ11:00−Cカンテ12:30
—最終ピッチ15:30ー穂高岳山荘16:30−下山17:45−21:30新穂高温泉
F沢7:00−C沢8:30—スノーコル9:00−Aカンテ9:30−Bカンテ11:00−Cカンテ12:30—最終ピッチ15:30ー穂高岳山荘16:30−下山17:45−21:30新穂高温泉
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念願の滝谷四尾根に行ってきました。
初日は出発を遅くしたのが裏目に出て深山荘の駐車場がまさかの満車。鍋平の登山者用駐車場に車を停めて+20分の歩荷。平日ではあるものの3連休前とあって登山者をいつもより多く見かける。順調に出合まで到着し、雄滝へ遡行開始。雪渓はなかったがガレが多く、足場が悪い。取付きのF1は近くで見ているよりもずっと悪くてロクな支店も取れず抜けるのに苦労する(2017年はここで雨天敗退)。雄滝の高巻きはトラバースや草付きフェースなど交えると全部で5Pくらい。続くナメ滝3P。水流が多くてルートになりそうな箇所は大体濡れている。ここは沢靴が欲しいところ。クライミングシューズのエッジを信じて乗り込んで慎重に通過するが時間と神経を消耗していく。ナメ滝を抜けるころには18:00を回り、初日はF沢手前の谷底で幕営となりました。
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さて、お湯を沸かして、いざお楽しみの食事のタイミングで夜飯と朝飯を自宅に忘れてしまうという致命的ミスが発覚。。パートナーの食事を一部恵んでもらい何とか気を取り直すも、自分が情けなくこれにはショックを受けた。日中はガスのち夕方に日が差し、夜は不思議と暖かかく、朝方はその分冷え込んだ。
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翌朝5:30起床。ずいぶんゆっくりしてしまうが、その分体力は回復できたかも。しかし、いつもよりすぐに腹が減り、スノーコルまでは正味3時間近くを要して、クライミングスタートするまでが実に長く感じた。登攀が始まってしまえばいつものエンジョイクライミングだが、二日目の歩きで集中力が途切れ途切れ。A−B−Cカンテはロープの流れにさえ気を付ければ快適。懸垂を交えて残り3Pは集中して登った。出合からの4尾根は思った以上に長大な沢と尾根で精神力と総合力を試された山行となった。
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唐沢槍までの登山道は1時間ちょっとのアルバイト。穂高山荘は満員御礼。白出沢下山は18:00前となり、途中、白出沢と鉱石沢で道を2回ロストしながらもなんとか新穂高温泉到着。鍋平の登山者用駐車場への帰路へと続く。。