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|山行日|2015年10月12日|
|山域|谷川岳|
|ルート|一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜|
|メンバー|澤井・他2|
*記録
山岳部の後輩の3度目の正直の南稜へ一緒に行ってきた。
夜中にロープウエイの駐車場に入れなくなったためか、土合駅は大混雑。
しかも、ロープウエイ駅隣にあった母校の山荘も取り壊されてしまった。。。
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今回は南稜なので、ちょっとゆっくり目の5時集合。
まだ、薄暗い中をロープウエイの臨時駐車場へ向かう。
どうやら、最近はこちらが登山者用駐車場になっているようだ。
(帰りもお金は取られなかったので、無料なのかな?)
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明るくなった旧道を一ノ倉へと向かう。
出合にはテントが3張。車が入れなくなってからというもの、さみしい限りだ。
と言っても、昨日は雨だったから登れなかったか。。。
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秋の一ノ倉は初めて。
ヒョングリの滝を巻いてルンゼを安全第一で懸垂下降する。
対岸のスラブの最初の登りが緊張する。すぐにFIXが出てきて、テールリッジへと導かれた。
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#ref(NCM_0613-1.jpg,center,nolink,80%);
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テールリッジ上部のスラブは、以前来たときよりさらにFIXがボロボロになっていて、スタカットで確保して登った。
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南稜テラスでは、先行パーティーが登攀中で、次にソロクライマーが待っている。
しばし、まったりと。と思ったが、ソロクライマーさんが先を譲ってくれたので、慌てて準備して取りついた。
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すべて後輩リード
[1P目 Ⅳ 40m]
フェースからチムニーを越えるピッチ。
なぜか先行はチムニーの入り口で切っていたが、我々は正規の1P分伸ばした。
チムニーの入り口がハング気味で登りにくい。
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[2P目 Ⅲ+ 30m]
草付までのフェースを登る。
そこまで簡単ではなかったが、Ⅳは無いと感じた。
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[3P目 Ⅱ 40m]
草付を歩いて、ちょこっとしたフェースを登る。
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[4P目 Ⅲ+ 25m]
6ルンゼ側に出ていくピッチ。
6ルンゼ側に出てすぐのところにラペルステーションがあったので、この辺りで切った方が良かったのか?もう一つ先のテラスで切った。
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[5P目 Ⅲ 25m]
馬の背リッジ。ガバが多いのだけど、ちょっと岩が脆い。
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[6P目 Ⅳ 20m]
烏帽子沢側のクラック。足元が切れていて緊張する。
最後の垂壁下の安定したテラスまで。
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[7P目 Ⅴ 20m]
最後の垂壁。
終了点間際の5m程度が逆層で難しい。
縦ホールドを使って、烏帽子沢側から巻くように登った。
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6ルンゼ右俣を50mいっぱい2Pで草付から6ルンゼ側に出たところのラペルステーションへ。
さらに3Pで南稜テラス下へ。さらに25m懸垂で横断バンドへ。
テールリッジ上部のスラブは懸垂、その他はFIXを使って下った。
ヒョングリの滝上の登り返しは、序盤のFIXがなくて足元も濡れているので少し怖い。
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一ノ倉の駐車場からヘッ電で下山。
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~参考記録~
土合口5:30~6:08一ノ倉沢出合6:30~南稜テラス9:00~12:35終了点13:00~15:30横断バンド~17:30一ノ倉沢出合~18:30土合口