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|山行日|2012年8月10日~21日|
|山域|シャモニ|
|ルート|岩壁ルート3本|
|メンバー|小林 x 2|
*記録
モンブランの麓、シャモニに滞在し、岩壁ルートを登って来ました。今回は岩のルートに絞って登る予定で行きました。当初の第一目標はグラン・カピュサン南壁スイスルート(300m、11ピッチ)だったのですが、到着早々予想外の事態でいきなり断念。と言うのもアプローチとなるケーブル駅が工事中で降りられない(通過することは出来る(笑))という、思ってもいなかった状況が発生しており、他の経路ではアプローチの手間と時間が大幅に増えるのであっさり断念しました。残念と言えば残念ですが、天候等に応じて登攀候補ルートは数本考えていたので行く所は色々あります。結果、150~200mクラスの岩壁ルートを3本完登。他に、偵察も兼ねた氷河歩きで素晴らしい景観の中を歩いたりして来ました。連日、素晴らしい好天に恵まれラッキーでした。登ったルートはいずれも初級~中級の小粒のルートに過ぎませんが、充分にアルパイン・ロッククライミングを楽しんで来られました。個人的な活動としては満足行くものだったのですが、しかし一方で、アルプスの氷河が温暖化のせいでやせ細ってしまったのを目の当たりにし、きわめて近い将来に、大部分のアルプスの氷河が消失してしまうのだろうと言う、非常につらい現実を覚悟させられる悲しい旅でもありました。 :
主な行動:
8月12日 アンデックス針峰Perrouxルート(4P・180m)登攀
8月13日 岩場などの偵察のためメール・ド・グラス氷河を数時間歩く
8月15日 クロシュ針峰東壁(4P・150m)登攀~クロシュ主峰までの岩稜縦走
8月18日 ツール・ド・クロシュGalbert-Escandeルート(7P・200m)登攀
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&ref(IMGP3084.JPG,center,60%);&ref(IMGP3079.JPG,center,60%);
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CENTER:アンデックス針峰と登攀後頂上からの懸垂下降
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CENTER:メール・ド・グラス氷河を歩く
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&ref(IMGP3147.JPG,center,80%);
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CENTER:クロシュ針峰東壁ルート2P目の印象的なコーナー
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&ref(IMGP3150.JPG,center,80%);&ref(IMGP3154.JPG,center,80%);
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CENTER:コーナーの登攀および登攀後岩稜の縦走中
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&ref(IMGP3181.JPG,center,80%);
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CENTER:アルプスの最高峰モンブラン