|CENTER:150|CENTER:350|c
|山行日|2012年11月24日|
|山域|八ヶ岳|
|ルート|裏同心ルンゼ・ジョウゴ沢|
|メンバー|丸山・澤井|
*記録
今年初回のアイスはいつものことながら裏同心ルンゼでした。この時期に凍るのは数年振りで早速行ってみることに。今回のパートナーは澤井君なのでスピーディーに裏同心を登り、後半はジョウゴ沢の乙女の滝で遊んできました。
美濃戸の駐車場では雪はまったくなく、周辺は紅葉が終わったあとの枯葉で秋の終わりの雰囲気。下界から見ると赤岳頂上付近に雪が見えるのみ。本当に凍っているのかかなり疑問。
北沢をしばらく歩くと雪がでてきたと思ったら赤岳鉱泉でした。今年もさらに増築されたアイスキャンディ周りの小屋でしばし休憩。気温はなんと-10℃。動いていないと結構寒い。
裏同心ルンゼのF1は左側のみかろうじて登れる程度で抜け口は岩。毎年こんな感じですね。しょっぱなからピックの先端で岩を叩いてしまい無残なことに。さらにF2でも岩を叩き先端は完全になくなった。F3より先はしっかり凍っていて今シーズン初のアイスを楽しみました。
#ref(20121124-040.jpg,center,nolink,100%);
&br;
大同心稜まで1時間で抜けたのでのんびり休憩してから稜線を下る。この日も快晴で大同心の迫力と青い空がとてもきれいでした。小同心クラックも渋滞しているのが見え盛況の様子。下から見えた大同心大滝は次回にしようということで、気になっていた大同心稜下りから大滝への懸垂ポイントを探し、多分あれだろうなと思うところを覚えておく。下はどうなっているのか見えないが雪の斜面が続いている場所へ降りれる様子。次回が楽しみです。
#ref(20121124-044.jpg,center,nolink,100%);
&br;
大同心稜を下り赤岳鉱泉へ着いたのは12時頃、まだまだ時間があるので次はジョウゴ沢へ行く。目的は乙女の滝。アプローチには1-2人の先行者の足跡のみ。乙女の滝へ着くと案の定2人パーティが先に取り付いていた。といっても彼らはもう帰るようで、僕らが登るときに入れ替えとなった。澤井君リードで乙女の滝を登る。終了点は氷が終わった後10mくらい歩いた先にペツルが打ってあるそうだ。乙女の滝がある場所は風の集まるところで非常に寒い。この日は太陽が出ているときは暖かいが少し蔭るととたんに寒くなる。日も暮れてきたので3本くらい登って撤収した。
CENTER:&ref(20121124-042.jpg,center,nolink,70%); &ref(20121124-057.jpg,center,nolink,70%);
#clear
&br;
鉱泉小屋で休憩していると、カメラを構えた人たちがたくさんいたのでその方向を見てみると、大同心に夕日が当たり紫色に染まった上に明るい月が見えていた。久しぶりにいい景色を見てビールで乾杯した。
帰り道、北沢の下りは解けた雪が凍ってツルツルの状態になっていた。2人とも何度か転び長い長い憂鬱な下山路でした。
#ref(20121124-000.jpg,center,nolink,100%);
&br;