[[2012]]
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|山行日|2012年1月29日|
|山域|奥秩父|
|ルート|乾徳山|
|メンバー|山田|
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*記録
1月29日、日曜日単独にて乾徳山へ(^_^)
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冬型の気圧配置が続き新たな強い寒気が流れ込み、北海道や日本海側は雲が多く雪が降ったりやんだり、太平洋側は晴れ間が広がった。
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ここ山梨県三富村周辺も雲一つない晴天に恵まれ穏やかな日となった。
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午前8時30分に徳和集落駐車場に遅めの到着。
冬の日は釣瓶落としの諺が脳裏をかすめ、早々に準備をして歩き出した頃、更に駐車場に入ってきた車があった。
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おそらく登山者であろう。
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登山道に続く林道は所々残雪が残る程度、今日も乾徳山登山口の標柱から山道に入った。
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徐々に高度を稼ぐにつれ積雪が多くなり駒止を越えて銀晶水、錦晶水を過ぎたあたりから本格的な雪山となった。標高では1,500mを越えた辺りからだろうか。
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#ref(乾徳山-6.jpg,center,480x360);
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前日のトレースがなければ山頂までラッセルを覚悟したが運が良かったようだ。
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国師ヶ原から一望できる乾徳山山頂付近は紺碧色した空から浮かび上がるように美しい。
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#ref(乾徳山-7.jpg,center,480x360);
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ここから扇平までは少し急な登り、この付近から展望が良くなり特に裾野を広げた富士山は絶景である。
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#ref(乾徳山-27.jpg,center,480x360);
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尾根には月見岩が雪の帽子を被って、でんと座っており良い目印になる。
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扇平は標高1,875m、ここで一本立て行動食と温かいスペシャルドリンクで一息付く(^_^)、この先から岩場があるのでピッケルとアイゼンを装着し装備の充実を計る。
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「風もなく、なんて穏やかな日だろう」と独り言を呟いた。
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「さあ～登ろう。」
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アイゼンの前爪をエッジに掛け、手掛かりがない所はピッケルのピックを岩に引っ掛けて登って行く。
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ほんの僅かしかない岩場でも真剣だ。
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とそうこうして居る間に最後の岩場に到着。
そこそこ雪が付いているものの掻き分けながら鎖場を避けて登って行く。
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#ref(乾徳山-21.jpg,center,480x360);
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そして山頂(^_^)
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360度の景色に一瞬息をするのも忘れていそうだ。
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来て良かった、今日の無事を山ノ神に感謝m(__)m
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