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山行リスト/2011/9/10/槍ヶ岳・北鎌尾根 の変更点

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|山行日|2011年9月10日~12日|
|山域|北アルプス|
|ルート|槍ヶ岳・北鎌尾根|
|メンバー|山田・祥子|
*記録
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9月10日から12日に掛けて北アルプス、槍ヶ岳、北鎌尾根に挑戦した。 
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同行者は祥子ちゃん(^_^) 
彼女は指の怪我を治療するためクライミングを休止していたが、この度、医師の許可が出て久し振りにお山へ(^_^) 
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今回の装備は個人装備以外の登攀具、幕営装備、水、食料を二人で分担、天候に恵まれることを条件に、核心を最長12時間以内で抜けでることを目標に軽量化を図ることに専念した。 
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当日は雲が出ているものの、概ね晴れ、行動期間中は大丈夫そうだ。 
今年上高地は二回目、またもや河童橋でショット(^_^) 
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#ref(北鎌尾根-3.jpg,center,380x390);
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歩き始めると、西穂高岳山頂付近に県警のヘリがホバリングしているのが見える。
遭難救助なのか・・(^_^;)
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穂高の山並みも横尾の屏風岳の脇から見える涸沢カールも相変わらず。 
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CENTER:&ref(北鎌尾根-5.jpg,center,240x180); &ref(北鎌尾根-9.jpg,center,240x180);
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しかし大曲までの道程は、いつ来ても長が~く感じる。 
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CENTER:&ref(北鎌尾根-10.jpg,center,240x180); &ref(北鎌尾根-16.jpg,center,240x180);
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そしてやっとババ平を越えて大曲分岐へ到着。ここで一本 
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太平洋高気圧に蔽われているため気温も上昇気味、暑い!(^_^;) 
大曲がり分岐から東鎌尾根の水俣乗越まで400mの急登である、寝不足が更に身体を苦しめる中、喘ぎながら詰める。 
やっとの思いで水俣乗越のコルへ到着。一本たて行動食を頬張る。 
寝不足が、ボディブローのように身体に効いて休憩はついつい目を閉じてしまう・・・・(-_-)zzz 
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CENTER:&ref(北鎌尾根-20.jpg,center,240x180);
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さぁー!ここからは北鎌沢出合いまで道程は悪いが、降り一辺倒のため喘ぐことはないだろう。 
間ノ沢の枯れたゴーロ帯から水量のある天上沢へと越えて行く。 
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やっとのことで北鎌沢出合いの幕営地に到着した。「遠かった~」 
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テントを設営し小生は焚火の薪拾い、祥子ちゃんは夕食の準備に取り掛かる。 
流木が乾いており焚火は勢い良く燃え始めた。身体を暖めながら祥子ちゃんお手製のトマトリゾットを頂いた、これがまた美味しい(^○^) 
夕食後は、寝不足の疲れと明日の体力回復のためにも早々に寝袋に包まる。
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CENTER:&ref(北鎌尾根-35.jpg,center,240x180); &ref(北鎌尾根-36.jpg,center,240x180);
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清々しい目覚め、正味9時間の睡眠、起きぬけから 気分が良い(^_^)v
早々に支度をして装備を整え、本山行の核心部分へと出発、北鎌沢を詰める。 
今年は降雨が多かったせいか、水は右俣でも確保できた。 
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CENTER:&ref(北鎌尾根-38.jpg,center,240x180); &ref(北鎌尾根-41.jpg,center,240x180);
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そして、数個の大岩を越え、忠実に右俣を詰めて程なくしてコルへ出た。 
コルから眺める、表銀座、蝶ヶ岳方面。 
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コルから北鎌尾根の下部にあたるP7方面と、これから向かう独標方面。 
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P8、P9は木の根を掴みながらの急登を越えて、P10独標のトラバース道へと。 
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独標チムニーに登りに掛かる祥子ちゃんと、チムニーを越えて独標山頂に向かうおいら
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独標山頂から北鎌尾根から槍ヶ岳。 
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次々と出てくる岩峰を主に直登を基本に越えて行く。 
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徐々に近づいてくる槍ヶ岳、この頃からガスが掛かったり取れたりを繰り返す。 
振り向かば、独標など越えて来た峰々が。 
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北鎌平を越えて徐々にファイナルピークへ 
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下のチムニー、上のチムニーを通ることなく、山頂の祠後方へ回り込んで午後2時45分ひょっこりと槍が岳山頂へと出た。
と同時に2人に山頂の皆さんから一斉に拍手が湧く・・照れくさいので思わず御辞儀をしてしまった。
登頂して拍手を頂くのは初めての体験である。 
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肩の小屋まで降りてから槍ヶ岳を。 
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本日はここでテントを設営した。
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翌朝、日の出と槍ヶ岳。 
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槍沢を下山途中、振り返って 
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今回、北鎌沢出合いから槍ヶ岳山頂まで9時間45分で抜けることが出来た。 
この3日間を振り返ってみて、やはり体力勝負の山行であることを痛感した(^_^) 
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今日の無事を山ノ神に感謝m(__)m