一ノ倉沢中央稜 の変更点
Top / 一ノ倉沢中央稜
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 一ノ倉沢中央稜 へ行く。
- 一ノ倉沢中央稜 の差分を削除
|CENTER:150|CENTER:350|c
|山行日|2010年6月12日|
|山域|谷川岳|
|ルート|一ノ倉沢中央稜|
|メンバー|山田 ・ 祥子|
*記録
前日の23時頃、ベースプラザに到着、今回もパートナーは祥子ちゃん(^_^)
会の先行組と合流、軽く挨拶の後、我パーティーの起床を午前3時として
早々に寝袋に包まる(-_-)zzz
&br;
一ノ倉沢出合い駐車場に到着、午前5時準備を整え出発、夜半の降雨で岩の状態が気にかかる。
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜.jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (2).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (3).jpg,center,480x360);
&br;
雪渓を登るもガスが立ち込め全貌が分からない。
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (6).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (7).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (8).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (9).jpg,center,480x360);
&br;
前方には、テールリッジの取り付けが僅かに見える。
シュルンドは大丈夫のようだ、今はヒョングリの滝も雪に埋もれている。
テールリッジは濡れていてスリップに用心。のっけから五級の岩を登っているようだ。
&br;
ここには、イワカガミが力強く花開いており、一瞬登る辛さを忘れさせてくれる。
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (10).jpg,center,480x360);
&br;
中央稜取り付きに到着、ガスも徐々にきれ始め、一ノ倉沢の迫力が目に飛び込んでくる。
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (11).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (12).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (13).jpg,center,480x360);
&br;
今日は南稜で講習会でもあるのか南稜基部はクライマーで一杯、しかし、中央稜は我々が一番乗りであった。
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (14).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (15).jpg,center,240x180);
&br;
ジャンケンでリードも決めて、先行1ピッチ目は祥子ちゃん
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (16).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (17).jpg,center,240x180);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (18).jpg,center,480x360);
&br;
以後はツルベで登攀開始、2ピッチ目は私がリードしバンドを烏帽子沢方向にトラーバース気味に登り詰める、今回最初の失敗は一番乗りにも拘らず、後続ワンパーティーに先行されてしまったこと(>_<)
&br;
先行パーティーは初心者も含まれていおり登攀に時間が掛かり、各ピッチで渋滞発生、後続パーティーも・・・(・_;)
&br;
待つ間に、周囲の写真を、ここでアクシデント発生、ATCガイドが手からこぼれ落ちてしまう・・・ひえー地上へ向かっていってしまった「ラクー」と大声で(>_<)
しかし、祥子ちゃんが予備を持っていたので、事無きを得た(^_^;)
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (19).jpg,center,480x360);
&br;
3ピッチ目、祥子ちゃんのリード、最初のトラバースが微妙な感じであるが難なく超えていく「さすがぁ～」(^_^)v
&br;
4ピッチ目核心のチムニーは私のリード、ちょと苦戦し抜け口でA0で越える、根性がないなぁ～(^_^;)
&br;
フォローで中央カンテを登る我会の別パーティー(右端から二人)
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (20).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (21).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (22).jpg,center,480x360);
&br;
後5,6,7,8ピッチも交互にサクサクと登り、最後の9ピッチ目はルートを間違えてⅤ級ルートを祥子ちゃんがリード(^_^;)
ちょっと、しょっぱいピッチであったがお昼前には衝立岩の頭、少し上のロウソク岩に到着した。 天気も回復し、登攀前に心配した岩の濡れも大したことはなかった。
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (24).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (26).jpg,center,240x180);
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (27).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (28).jpg,center,240x180);
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (30).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (31).jpg,center,240x180);
#clear
&br;
一本たて終えて、凹状岩壁を下降路に選択、懸垂支点確認後、50㍍ロープを二本を結び付けセット、降下開始。しかし、凹状を下降ルートに選択したことは今日3回目失敗であり、この後、大変苦労することになってしまった（●＾o＾●）
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (32).jpg,center,480x360);
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (33).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (34).jpg,center,240x180);
&br;
下降1ピッチ目、ロープ回収の際、中途半端に打ち込まれたハーケンにロープが絡み、登り返しを余儀なくされ10mほど私が登り無事回収する(^_^;)
&br;
下降2ピッチ目、祥子ちゃんが先行するも10分経っても応答がない、少し心配になるが、声も届かない。
&br;
ジッと堪えていると、後続のパーティーが降りて来たので、事情を説明すると様子を見てくれるとのこと。
&br;
何とか声が届くところで状況を確認して貰うと、降下支点まで辿り着き、合図であるロープを引こうとするも、ピクリとも動かず、また声も届かないことから、意を決して登り返しをしている最中とのこと(^_^;)
&br;
やっと、目視できる所まで上がって来た彼女を見て一安心した(^_^)
&br;
以後は後続パーティーも同じルートを降下するとのことなので、加えて貰い総勢9人で降りることとなった。
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (35).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (36).jpg,center,480x360);
&br;
更に、南稜を下降するクライマーが落とす落石の恐怖に恐れおののき、落下音をあげて落ちてゆく30ｃｍくらいの石に、あれに当たったら即死を自覚する(・_;)
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (38).jpg,center,480x360);
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (39).jpg,center,480x360);
&br;
ようやっと午後4時過ぎに中央稜取り付きまで戻ることが出来た(^^ゞ
その後は、テールリッジを慎重に降りて、5時過ぎには出合い駐車場に到着した(^_^)
&br;
#ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (40).jpg,center,480x360);
&br;
CENTER:&ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (42).jpg,center,240x180); &ref(22年05月12日谷川岳、一ノ倉沢、中央稜 (43).jpg,center,240x180);
&br;
改めてアルパインは総合力の結集であることを痛感させられた(^_^)v
&br;
今日の無事を山ノ神に感謝m(__)m
&br;