山行リスト/2012/1/16/権現岳 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2012-02-06 (月) 15:52:12)
- 2 (2012-02-06 (月) 16:56:22)
2012?
山行日 | 2012年1月16日 |
山域 | 八ヶ岳・権現岳 |
ルート | 天女山入口~天ノ河原~三ツ頭~権現岳 |
メンバー | 山田・内藤 |
記録
今年お初の山岳会個人山行。
1/16月曜日、内藤さんと伴に八ヶ岳の権現岳(2,715m)へ出掛けた。
当日は大陸から高気圧に覆われるも、北に偏って張り出すために、上層や中層の雲に覆われた。
ただ、大きな天気の崩れはなく、風も次第に弱まり、日中はこの時期としては珍しい穏やかな陽気になった。
午前6時40分、登山口の天女山入口交差点に到着。
既に車両一台駐車している。
車には薄っすらと雪が付いているため前日入山のようだ。
早々に装備を整え、午前7時に歩き出す。
空は曇っているものの高曇り、そして風もない、でもちょっと寒い。
暫らく登って天女山駐車場、夏期はここまで車で来ることができる。
そこから、崩れかけた階段を登って行くと天女山(1,529m)山頂へ。
そこから少し歩いて天ノ河原
ここからの展望も南は富士山はじめ南アルプスの雄峰が一望できる。
この景色を見ただけで満足である。
今回の忘れものはデジカメ・・・全て携帯電話から撮影した(^_^;)
この辺りから積雪が認められるが、それにしても今年は太平洋側の雪が少ないようだ。
それでも天ノ河原を過ぎて徐々に積雪が増えていき、前三ッ頭(2,364m)までの急登を登る頃には当たり前の積雪量に感じる。
二人して急登に喘ぎながら、ようやっと前三ッ頭のピークを踏んだ。
ここからの展望は先程より更に一級上の品格を持っている。
ここで、アイゼンとピッケルを装着して装備の充実を図る。
展望を充分楽しんだところで三ッ頭を目指して歩き始める。
程なくして三ッ頭(2,580m)に到着。
ここでも、今迄尾根に隠れていた南八ヶ岳の重鎮達が一気に顔を出した。
阿弥陀岳、中岳、赤岳、硫黄岳等が迫力もって聳え立っている、更に中央アルプス、北アルプス、御嶽山など雪を纏った日本の尾根が見て取れる。
「素晴らしい」
これこそ“心のカンフル剤である”(^_^)
さ~て、ここから本番。
100m降下して、一気に山頂まで突き抜ける行程である。
今回の核心は、露岩直下のトラバースと西壁への乗越、しかし余り雪が付いていないのでそれ程心配はしていない。
アタック!
途中、前三ッ頭への急登で、追い抜いて行った中年男性1名が降りてきた。
「山頂は誰かいますか」と話しかけると「山頂は貸切り状態です、どうぞお気お付けて」と颯爽と降りて行った。
軽く会釈で返したが、心は俺だって昔は・・・・・年は取りたくありませんね。
順調に高度を重ね、難所も難なく越え西壁に移り、編笠山と青年小屋を見下ろしながら山頂直下の小さな岩場を詰めて権現岳山頂(2,715m)に到着した。
いつでもこの一瞬はハイテンションになるのは私だけでしょうか(^_^)
二人で記念撮影をしながら、日帰りのため早々に山頂を後にした。
今日お無事を山ノ神に感謝m(__)m