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山行リスト/2022/8/12/根羽沢大薙沢 のバックアップ(No.1)


山行日2022年8月12日
山域群馬県片品川
ルート根羽沢大薙沢
メンバー戸叶、水流、土肥

記録

ルート:物見橋ー左俣ー登山道ー四郎峠ー右俣ー物見橋

一泊二日の栗原川の予定を天候不良のため変更。
 大清水の駐車場から物見山に向かう林道を30分程歩き、物見橋を渡った左広場の石垣脇から入渓。すぐに大釜の滝。右から巻いた。金山跡のトロッコ軌道が左上方に現れ、冷気が降りてくるのが見える。その後はゴーロとナメを歩き二俣を目指す。結構距離があった。
 1390m地点の二俣は左俣へ。分岐がたくさんあるが、1か所(1750m地点)を除いてメインと思われる方に行けば問題ない。スダレ状7mは滝そばの左壁に踏み跡があったが、より安全な右の草地を巻いた。3段20mは1段目左から、2段目は右から、3段目は右の草地に逃げた。次の10mは水流さんが取り付くも、なんとなく癒され気分の土肥と戸叶さんは左の巻きへ。先に登っていた水流さんがお助けを投げてくれたからよかったが、落ち口への最後の一歩がかなり怖い。滑ったら落ちる。
 滝は終わり先へ進む。1750m地点の二俣は要注意。左に行ってしまいそうだが、狭くて暗い右へ。左に行っても登山道には出るようだが、藪漕ぎがあるようだ。右の沢を進みやがて水がなくなると踏み跡があるので辿る。適当に笹を分け入って登山道にでる。ほぼ詰めなし。
 登山道を峠に向けて進み、丸沼へ降りる道を左に見て、右側の踏み跡を降り、沢下降に突入。ゴーロの沢はやがてナメに。圧巻の長さ。美しい天国のナメだった。滝は最後を除いてクライムダウンできる。大釜を持つ最後の滝は懸垂下降した。ロープを使ったのはこの滝のみ。予定よりも時間が早かったこともあり、大釜の滝をトライすることに。懸垂下降前にトップロープの準備をし、下降した後、トップロープで登ってみた。もっと流れの中を登りたかったが、水際右壁を難なく登れた。

 アプローチは短いし林道、詰めなし、沢下降と優しさ一杯で、鈍った体には嬉しく楽しい沢始めであった。ナメの下降は転びそうで怖いのだが、ヌメリなく歩きやすく何よりその長さに驚き。感動した。ウォータースライダーもできて大満足であった。