山行リスト/2021/10/20/二子山中央稜 のバックアップ(No.1)
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- 山行リスト/2021/10/20/二子山中央稜 へ行く。
- 1 (2021-10-28 (木) 22:50:28)
山行日 | 2021年10月20日 |
山域 | 奥秩父 |
ルート | 二子山中央稜 |
メンバー | 林、畦崎、水流、小泉 |
記録
初めてのマルチピッチクライミング。
自分の実力で対応出来るのか?
実際の岩壁は一体どんなところなのか?
前夜、雨であったが、大丈夫か?
車中、つるべで行く。優しめの偶数ピッチは小泉ということで今日は挑むこととした。
目印の赤ドラム缶に到着。先行しているパーティーはいない様子であった。
林さん畦崎さんペアが先行スタート。
水流さんリードで我々ペアも続いて取り付く。
2Pリード、林さんが決めていた箇所にカムを決めようとしたが、しっかりと決まらない。不安定なカム使用は断念し、先のボルトでしっかりとプロテクションを取る判断をする。
終了点手前で手がかり無く行き詰まるが、少し戻り、クラックに両手を突っ込みフリクションを効かせる、頭の中で「パチ決めやぁ!」と川口さんの声が響き、足と身体を上げ突破が出来た。
あたりを見渡すとボルトがあり、正規ルートを外れていることが発覚。ルーファイ力の低さが露呈したが対処できたから良しとする。
3P確信はヌンチャク回収でビビり、ロープ張りコールをした。
4Pリード階段状をトラバースしワンムーブで終了。ここで屈曲ロープがキンクして、その後のロープ送り出しがスムーズに出来ず、水流さんに迷惑をかせた。
5P水流さんリード。2つのボルトにプロテクションをとり、探っているところでスリップ!
ギリギリ、グランドを防げた。
その後、スリップしたルートは諦め(後で分かるが正規ルートである)右にルートを見出し進み、ロープが屈曲し流れが悪くなった所で切る。
(正規の6P終了点)
6P途中で切った事で納得がいかない水流さんが続けてリードで行くが、直ぐに山頂に達し、
「あれ?終わり?」といった登攀終了となった。
林さん畦崎さんを1時間も待たせてしまったから申し訳なく思ったが「お疲れ様!」と声をかけてもらい、嬉しさが込み上げた。
水流さんは、スリップで手の平を負傷していたが、ガッツ、チャレンジ、冷静さでルートを見出しながら進んでいった。頼もしかった。この5P目がこの日の我々ペアの確信であったと思う。
あまりトポを見ずに挑んだ事が、失敗も招いたが、それ以上に多くの経験値となりました。
林さん畦崎さんもあえて突き放してくれて、ありがとうございました。
最後が山頂って、イイですね。