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2021/10/27/二子山中央稜

Last-modified: 2021-10-28 (木) 22:58:43 (30d)
Top / 2021 / 10 / 27 / 二子山中央稜
山行日2021年10月27日
山域奥秩父
ルート二子山中央稜
メンバー松木・金子・佐藤

記録

2021.10/27
天気:曇りのち晴れのちガス
メンバー:L松木(記録)・金子・佐藤
取り付き:10:40〜11:00頃
トップアウト:16:10頃
駐車場:17:00頃
ロープ:ダブル60、シングル60(エーデルリッドスイフト8.9)

・1P目 〈5.6〉L松木_F佐藤・金子(カム縛り)
・2P目〈5.7〉 L松木_ F佐藤・金子(カム縛り)
・3P目〈ラップタイム5.9〉 L松木_F佐藤・金子
ーーー大テラスーーー
・4P目〈Ⅳ+〉L佐藤_F金子・松木
・5P目〈Ⅴ-〉 L金子_F佐藤・松木
・6P目〈Ⅲ〉 L佐藤_F金子・松木
・7P目〈Ⅱ〉 L佐藤_F金子・松木

取り付きに10:50という写真の記録。こんなに遅い離陸は初めて。しかも時間のかかる3人登り。
この瞬間、頭をフル回転させ考えていた怪しげな企ては水泡と帰した。

前のパーティは3人。断片的に聞いた彼らの話をまとめると、プラスチッククライマー(トップ)・昔取った杵柄的オールドクライマー・よく喋る女性。なぜこんなに彼らの情報があるかというと、それを聞かざるをえない時間があったという事だ。
驚いたのは彼らは60のシングルを二つ折りにしてダブルとして使っていることだった。末端が同色であることと実質30mもないロープで登ることのリスクは大きいと感じた(腰の棒フレンズにも驚愕)。

1P目取り付きで・・・待つ。
トラバースで悩むリーダー、動けないオールドクライマー、怖い怖い連発の女性・・(5.6だぞまだ)。ヤバイ1日になりそうな予感がする。こちらもやっと離陸。松木はカム縛りなので時間を掛けカムを挿させてもらった。

2P目取り付きで・・・待つ。待つ。待つ。
ルートどりを迷い左に行きすぎるリーダー、右往左往するオールドクライマと女性(ホントよく喋る)。
登って行くと2つある終了点を2つとも使っていたため松木はカムで停滞。2つある事を指摘し避けてもらう。
(オールドクライマーのビレイは見たこともない支点ビレイで驚愕)

3P目を登っていく先行パーティのリーダー、そこまでは良かったが、オールドクライマーがレイバック箇所で動けない!微動だにしないセミ状態!でもゴボウはイヤ!(マジか!)危惧していたイチバンヤバい状況が目前で延々と繰り広げられていた。これ以上待つことは私たちもここから懸垂で撤退する事を意味する。

・・・この瞬間、松木は平行するラップタイム5.9を登る事を決めた。

ラップタイム、星2つの好ルートと思って取り付いたが…ホールドは豊富だが小さく甘く決め手に欠け、どれも使えるがどれもあんまし良くない系の足で稼ぐ系ルートだった。ぺツルとRCCのミックスでRCCの箇所では落ちれない。途中スーパータジヤンの終了点を右に見て上がっていく、ロープスケール30のロングルートと言ったところか。最後は傾斜も落ちホールドも増え簡単になるがランナウトしているので精神的強さも必要だ(カムはいくつかもっていくべきだった)。後続の2人は悶える先行パーティクライマーを横目に見て登って来る。ちょうどそのあたりがこのルートの核心だ。
(先行パーティリーダーのフォローのビレイは見たこともないボディビレイで驚愕)

大テラスでプチ休憩後、佐藤+金子パーティの黒子となる松木。シングルロープ使用で間に入るつもりが、Duck(簡易アッセンダー)を忘れオートブロックに。でもこれはある意味フリーソロで登るより怖い?(大テラスからの1P目で早々にこのシステムは諦めロープを結ぶことにした)

大テラスからの3P目終了点に到達すると、初めてのダブルロープに悪戦苦闘する佐藤くんの嘆きとズルズルのロープの束で笑う。登り始めは暑いくらいの天気だったが、午後はガスって来て寒く手が悴む。
(気になったのは3P目の出だしのペツル2個。これは以前はなかった気がする。しばらくムーブを探るが使えるのはピンから離れた右のフレークのみ。どういう意図か検討もつかず、もしかしたら1ピン目はA0用?取り付きからクリップできるので私はA0で上がってみたが、その上はガバだらけで快適。セカンドもロープが伸びリードもグランドする可能性があるので、ここは無難に左の階段状から上がるかA0をオススメ)

時間も押しているので同時登攀に切り替えトップアウト。16時を回っている。ドロドロで滑るスケートリンクのような登山道をキャーキャー言いながら下り、駐車場に帰還したのは17時を過ぎていた。反省すべきは取り付きまでの時間の使い方だ(始発だった)。今後、計画の時点で確認しておかねばならないと痛感した。

帰りの車内は、料理男子佐藤くんのぬか漬け(8年もの!)や低温料理(毛布で包む!)などの話題で盛り上がり、楽しい一日の締めくくりとなった。

佐藤:2度目のマルチピッチでまだまだ手間取ることばかりだが、リードで登ることも、自作終了点セットのトライもできたので充実したクライミングでした。順番待ちでえらい時間を食ったので、やはり早出は大事ですね。

金子:登りそのものに加えて、改めてロープさばきとルートファインディングが課題と実感しました。