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山行リスト/2021/5/15/城山南壁西南カンテ の変更点

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|山行日|2021年5月15日|
|山域|伊豆|
|ルート|城山南壁西南カンテ|
|メンバー|金子・松木・栗原・佐藤|



*記録先日の悟空スラブに続き、金子さんの提案で伊豆は城山西南カンテにてマルチピッチクライミングと、南壁でのフリークライミングを楽しんできました。
*記録
先日の悟空スラブに続き、金子さんの提案で伊豆は城山西南カンテにてマルチピッチクライミングと、南壁でのフリークライミングを楽しんできました。
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[西南カンテ]
ペア:金子&栗原(先行)、松木&佐藤
共有装備:シングルロープ(50m)
個人装備:ヌンチャク×4、アルパインヌンチャク×2、スリング(150,120、60各1本)、終了点セット用ビナなど
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アプローチ:
城山登山口前に車を止め、看板に従い登山口を進むとクライミングエリアの表記があり、指示通り進むと南壁につくので、そこで荷物をデポ。
南壁沿いに林を進み、岩壁が奥に折れるところで壁に沿って曲がると、逆相のごつごつしたカンテが見えるので、そこを取りつきとする。
(踏み跡は不明瞭で、ボルトは登らないと見えないため、事前にカンテの写真を確認すること)
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・1P目(5.6フェース~小ハング 佐藤リード)
全体的にホールドはしっかりしているが、中央当たりのハングが少し悪く、つい左端に誘導されてしまった。しっかりとボルトを追って角から離れないように注意か。

朝一のリードを譲ってもらう。
マルチでの初リード体験を小ハングの乗り越しに恐々しつつも無事に登り切り、ビレイ準備も手間取りはあったが無事引き上げられたのでほっとする。
(本当の初リードは悟空スラブだけど、まさに練習!という感じだったのでノーカン?)

途中、2か所ほどでアルパインヌンチャクを使用した際、片手でスリングを伸ばすのに難儀したので練習をしておこうと思う。
[終了点 ぺツルボルト×2かリングボルト×2]
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・2P目(5.5小ハングからのスラブ越え 松木リード)
小ハングを超えるとすぐにまばらに木が生えたスラブになり、それを避けながら登る。
1ピン目以降は立木で支点をとるため、スリングを多めに準備しとくとよさそうか。

今度は松木さんにリードしてもらうが、終了点から声が届かず、ビレイ解除のタイミングに困ったが、とりあえずロープいっぱいからやや待って登り始める。

小ハングの乗り越し以外は手掛かりも豊富で楽に登れるが、立木が邪魔で何度かくぐることになり、ルーファイが面倒そうなピッチだなぁと感じつつ、さっさと登った。
[終了点 リングボルト×2]

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・3P目(5.6 トラバース 佐藤リード)
カンテを超えて、トラバース。途中のボルトは1か所、トラバース終了付近に立木があるので、そこでも支点を作っておくと安泰か。
通過後は二間バンドの下をフィックスロープを伝って歩いて4P目に移動する。

トラバースでのリード経験はなかったため、リードをやらせてもらった。
手掛かりは薄いが足の置き場は多く、落ち着いてルートを探っていくのは面白い。

通過後、トラバースのヌンチャク回収は通り過ぎた後に回収する方が安全と教えてもらったので、今後は実践していこうと思う。
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・4P目(5.8 チムニーから凹壁 松木リード)
岩壁を伝ってチムニーの右端に移動し、そこから少し直上後、凹壁の反対側に足を突っ張り、乗り移って登れば登頂終了。
(今回は逆くの字で登ったが、逆サイドからくの字で登るのが正規ルート?)

先行する金子さんが凹壁の乗り越えに苦労しているのを見て腰が引けるも、
続く栗原さん、そしてリードの松木さんが軽々超えていくので流石。

自分の番と気合を入れて登るが、凹壁への乗り移りの際に手がうまく決まらず、なかなか一歩が出ない…が、何とか抜けて終了点にたどり着き、無事登頂終了。
越えてしまえばなんてことないところでしたが、やっぱりクライミングはメンタルか。
[終了点 立木]
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・下山
終了点から10分ほど歩いた城山山頂で景色を楽しみ、20分ほど登山道を下れば南壁に至る。
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[南壁フリークライミング]
休憩後、装備を切り替えてフリークライミング
ちょうど日が差していたので、とにかく暑い…
自分は脱水気味でグロッキーだったので、トップロープで新靴を試させていただいた。
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・ホームボーイ(5.7)
THE・スラブで手足ともに細かいが、フリクションも効き、要所要所にガバポケットもあるので、足を信じられればOKといったルート。
金子さん、栗原さんのRP後、自分はロープを借りてTP。
ついでに結び変えによるロープ回収も練習させてもらう。
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・ブルースカイ(5.9)
松木さんの宿題課題。小ルーフの乗り越しが核心、乗り越えても微妙に悪い。
どう見ても5.9じゃない、グレード詐欺でしょう…

まず松木さんの挑戦、核心の小ルーフ乗り越しで苦戦し、何度かテンションをかけながらも何とか完登。
この松木さんですら苦戦する課題に男衆は完全に及び腰、ヌンチャクを回収してもらいTRに移行(笑)

栗原さん、金子さんは核心の小ルーフ乗り越え後の手が出ず、惜しくも敗退。
自分はリードに再挑戦する松木さんの為にヌン掛けしながらのトライ。
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松木さんのビレイヤーとしてトライを見ていたため、核心のハング上にガバがあることを知っていたため、ルーフ下のポケットをアンダーで使って立ち上がり、何とか上のガバをキャッチ、が足が決まらない( ^ω^汗)・・・
急にヌン掛けの仕事を思い出したため、ちょっとテンションを入れてもらい、ヌン掛けを行う。(決して休憩ではない)
その後、落ち着いてポケットに足を引っ掛け何とか乗り越し、疑惑のTP。
やったぜ。
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最後に再度松木さんがリードでトライし、今度は見事ノーテンRP、この日の締めを見事に飾った。
帰りは城山からすぐの百笑いの湯で汗を流し、足柄SAで静岡おでんを食べて帰る、充実した1日となりました。
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[各自感想]
・金子さん
今回わがままを言って未リードパートをリードさせてもらい、宿題をひとつ終えて何よりホッとしています。
取り付きでビビッたり、核心部でZクリップしたりしましたが、今回は焦らす落ち着いて処理することができ、少し経験が積めたと思います。
なんにせよ景色も良い楽しかったです!
また宜しくお願いします。
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・松木さん
城山西南カンテでは金子さんは登ってないルートを、栗原さん佐藤くんは初見で何本かをリード。それぞれ実りのあるマルチだったようで嬉しい。
私はサポート役だったがマルチ終了後に南壁の宿題を片付けられた。
足元クリップで何度かムーブ探り後、デッド(怖)!これか〜!撤収間際にRP。前回残置したカラビナの借りは返したぜ!(このムーブ5.9じゃないっ!)
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・栗原さん
城山で唯一初心者も登れるマルチの西南カンテですが、楽しくのぼることができました。
今回は斜上バンドを飛ばしての4ピッチ(除く二間バンド)の1、2ピッチをリードしましたが、2ピッチ目の灌木帯でうまくルーファイできず蛇行してしまったのが反省点です。
グレードは低いですが、始めてのルートをリードで登るのはあまり経験したことがなく、良い経験でした。経験を少しづつ増やしている感じです。次回は、今回は飛ばしたスラブから登りたいと思います。
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・佐藤
西南カンテは悟空スラブよりも緊張感があり盛大にビビる場面もありましたが、リードをやらせてもらえたのは楽しかったです。
どちらかというとフォローの方がルートが選べるから怖くないかもしれない?
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あと、今回ブルースカイを登れた理由はどう考えても新靴のおかげです。
指摘に従い靴を変えたら足がバチ効き、靴に登らせてもらってるんだなぁと再確認です。


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