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山行リスト/2010/川苔谷・逆川 の変更点

Top / 山行リスト / 2010 / 川苔谷・逆川

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|山行日|2010年7月3日|
|山域|奥多摩|
|ルート|多摩川水系・日原川支流・川苔谷・逆川|
|メンバー|祥子・山田|


*記録
7/3(土)梅雨の最中、祥子ちゃんと沢登りに出かけた(^_^) 

西日本に梅雨前線が停滞し大雨、関東地方はそれから外れて朝夕は降雨があるもののほぼ曇天(^0_0^) 
この時期に、晴れ間を望む方が無理というもので決行とした(^o^)/ 

奥多摩の駅に集合し午前8時35分発東日原行の西東京バスへ乗車。 
ハイカーは少なめだが沢登りらしき団体が大勢乗り込んでくる(^_^;) 
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CENTER:&ref(逆川.jpg,center,240x180); &ref(逆川 2.jpg,center,240x180);
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同じ行先であれば、殆んどが逆川か・・・(・_・) 

程なく川苔橋に到着、降車し支度をしていると、次々と沢屋らしきグループが降りてくる・・・やっぱり(・_;) 
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準備を完了し、逆川降下地点まで林道を歩きだす。 
曇っているが雨の兆しはなし、本流の川苔谷も増水気味、しかし濁流にはなっていないので少し安心をする(^_^) 

降下地点に到着すると、既に先着組6名が装備を装着しリーダーの指示の最中であった。 
挨拶を交わし、先に本流沢床へ行かして貰う_(_^_)_ 

本流の降り立つと、水量は多いが何とか登れそうと判断するが、滝に集まる水量と水圧は現場に行ってみないと分からない。 
取りあえず装備を身に付け登る準備をする(^_^) 
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先程のパーティーが到着しリーダーから「逆川へ行かれますか」と「ハイ」と返すと「先に行かせて貰います」と「どうぞ」と挨拶を交わす(^_^) 

後続が次々に降りてきそうな雰囲気を感じ、早々に準備を整え二番手で逆川へ入渓した。 

一年振りではあったが、身体は順応し既に沢登りモードに切り替わっている(^^ゞ 

入渓して間もなく、F1登場。 
先行のパーティーは、激流のように叩きつけている滝の全貌に直登を諦め、左岸にルートを見出し、ロープを出して高巻いている(^_^;) 

我がパーティーも水線通し(滝の直登)で行けないか直下まで近寄ってはみるものの、この水圧では無理と判断、右岸側滝口すぐ横のカンテ状岩場にルートを見出しロープを出して登攀開始(^_^;) 

ここは私のリードで。 
バンドに出て岩の小さなピクナルに確保支点を見つけてフォローのビレー、迎え入れていると、下に大勢の後続パーティーが到着する。 
「ヒェー二番手で良かった。」(^_^;) 
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とこの先、シャワークライム、高巻き、泳ぎを繰り返し詰めていくと、この沢で醍醐味のある4mトイ状(釜が大きく深い)の滝が現れる。 
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ここは水に浸かって取り付くしかなく、しかも水深があるので足が届かない、ただ流木が一本、ルート上に引っかかっておりこれを上手く使えば何とかなりそうだ。 
案の定、手掛かり足掛かりになり見事クリヤーした(^_^) 

ところでF1を越える時点で先行パーティーを追い抜き、我々が先頭となっていた。

トイ状の滝でS嬢を迎え入れ、ロープを片付けていると、後続パーティーが到着しリーダーが手を振って挨拶交わしてくる、それを快く受け入れ清々しい気分になる(^_^)v 
トイ状の滝で祥子ちゃんを迎え入れ、ロープを片付けていると、後続パーティーが到着しリーダーが手を振って挨拶交わしてくる、それを快く受け入れ清々しい気分になる(^_^)v 
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6人が全員が越えるには、かなり時間が掛かるだろう。 

更に、ナメ状の小滝が連続し、なるべく水線に沿って登るように心掛ける。 
両岸が狭まりゴルジュ帯に突入するが、滝は難しいところはなく次々と突破していく(^o^) 
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左岸から枝沢が入り大岩が見えるところで一本立て、軽く行動食と水分補給をする。 
今日は余り水分を欲しないのは、沢に浸かりっぱなしのせいだろう。 
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大岩を過ぎて行くと、F2二段7mが現れ、ここは滝左側に取り付く。 
ここを越えて、暫くすると水量1:1の大ダワ沢が左岸より流入し全体の3分の2程度、登って来たことを確認する(^o^) 

沢はここで大きく左に折れ、暫く行くと右に折れる。 

少し行ってF3二段11mが現れる。 
ここも水流の左側に取り付き突破。 
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次にF4トイ状(すべり台)の滝が待ち受けており、突っ張りで越えて行くが水量が多いのと岩が全部濡れてツルツルのためスリップしそう(^_^;) 
普段よりもホールドを充分に確認し一歩一歩登っていく(^_^)v 
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そろそろ大滝かなと思っていると、その前のF5,5mが立ち塞がる(^_^;) 
ここも水圧がありそうで、とても直登シャワークライムは無理。 
右岸側をロープを出して高巻く。 
ロープを撤収していると後続パーティーの姿が見えた。 

沢は大きく開け明るくなり、暫く登るとクライマックスの大滝が姿を現した。 
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#ref(逆川 26.jpg,center,480x360);
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大滝は水量が多いため全体から水が流れ落ちており、何処を登ってもシャワークライム(>_<) 
「ええい、ままよ~」と私がリードで取り付く、頭から水流を浴びて息が出来ない。 
何とかヘルメットで水を除けて呼吸を整えて「ファイトーいっぱーつ」と登り切った。 
祥子ちゃんも登って来るなり「息が出来なかった~」と(・_;) 
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と今日はここまで、沢を横断しているウスバ林道まで登って帰り支度を始めた(^_^) 

今年最初の沢登り、大変満足でした\(^o^)/ 
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今日の無事を山ノ神に感謝m(__)m
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