#author("2021-03-26T20:54:57+09:00","default:tac","tac")
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|山行日|2021年3月16日|
|山域|名栗|
|ルート|河又|
|メンバー|水流・畦崎|
*記録
去年の12月以来寒くて行く気にならなかった河又でしたが、暖かくなってきてようやく行くことができました。
軽くアップを済ませ、水流さんはミヤザキミドリ10aに初トライ。「今日の目標ルートですねー」と言いながら登り出すと、集中力全力全開ゼンカイジャー、コルネを見事に使いこなしグイグイ登り、なんとマスターオンサイト!決してお買い得ではない確かな10aを手中におさめました。「神様降臨でしたねー」とか言ってましたが、以前三ツ堀さんが「神様降臨したって、実力以上のルートは登れない」と言ってたのを思い出し、紛れもなく実力で登った一本に、見ていた私が興奮してしまいました。
次は私の番、「あやかりたい、あやかりたい」と言いながら5分ほど離れたシュテファンフェースへ、昨年末宿題にしたダイノサウルス12bが今日の目標。ひっそりとした森の中に圧倒的威圧感を出すシュテファンフェース、その真ん中の有名ルートであるディレッテシマドラゴン11dからの派生ルートは、バランシーな下部から薄かぶりの悪いホールドを繋いで、最後はスローパーに飛びつく、ずっと気が抜けない一本。が、水流さんにあやかるべくしっかり集中して無事RP。信じるは神様ではなく自分の手と足!久しぶりに見つけた目標ルートが登れて、思わず声を出してしまいました(笑)
二人とも満足のクライミングができましたが、ここで終わらないのが水流さんでした。「あやかりたいあやかりたい」と、以前コテンパンにやられた、気分はダイレクト10bをトライ。ぶら下がりながら何度もムーブを組み立て、「これで行きます!」とムーブを固めてトライ。すると、あれだけ確認して固めたムーブと全く違う動き、、なるもそのまま登りRP!MOSした男は見事な現場処理能力で10bも手中におさめました。
ポカポカ陽気で、登らなくても気持ちのいい一日楽しく登って、冬の間のトレーニングの成果をお互い讃え合える素晴らしい一日でした。