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2013/8/3~10/ブライトホルン のバックアップ差分(No.3)


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|山行日|2013年8月3日~10日|
|山域|スイス・ヴァリスアルプス|
|ルート|ブライトホルン他|
|メンバー|青木克人・万里子|

*記録
3日:空路ミュンヘン経由ジュネーブ入り(泊)
4日:鉄道1回乗継にて昼12時ツェルマット入り。早速偵察と高度順応を兼ねてクラインマッターホルンへ。トレースは左回りがしっかり着いていることを確認。夏にしては強風。国境稜線の縦走は厳しそう。帰りはフーリで途中下車し、標高差300mほど下るハイキング。好天が見込めたため、翌5日に予定通りアタックを決定。

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フーリよりツェルマットへのハイキング。道標が良く整備されていた。
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5日:【ブライトホルン】万里子は初の4000mでやや高度障害があるためためのんびり、終始コンテで進む。午後の戻りは雪が腐り、歩きづらく、さらにペースダウン。09:20発、13:20~40山頂、16:20下山、ロープウェイ終電駆け込みでした。

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快晴の朝、これから登るピークと共に。
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賑わうブライトホルン山頂にて。
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6日:調整と高度順応の維持を兼ねてゴルナーグラートとロートホルンへハイキング。スイスは3度目ですが本格的なハイキングを初めて楽しみました(ローテンボーデン~リッフェルベルグ~リッフェルアルプ、下り標高差約700m)。ロートホルンからは翌日アタック予定のアラリンホルンも確認できました。この日は夕刻、雷雨となりました。

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リッフェルベルグよりリッフェルホルンとマッターホルン。リッフェルホルンで岩登りのテストされて、ガイド付きのマッターホルン登頂したのが懐かしい。
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昨日登頂したブライトホルンにも見守られ、高山植物に彩られたハイキング。
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7日:【アラリンホルン】(悪天候にて敗退)電車バスを乗り継ぎ、朝7:30にザースフェーへ到着するも強風のためアラリンホルンの登山口へのロープウェイ他が全てストップ。2時間ほどザースフェー観光して早々にツェルマットに戻り、半日のオフとしました。午後は2006にリニューアルされたマッターホルンミュージアムへ。音声ガイド付きの本格的な博物館になっていました。

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初めてのサースフェーは傘も差せない強風と雨。だが、稜線までの視界はある。左端が目指していたアラリンホルン、中央の台形状がアルプフーベル。
初めてのサースフェーは傘も差せない強風と雨。だが、稜線までの視界はある。左端が目指していたアラリンホルン、中央の台形状がアルプフーベルか。
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8日:今日も悪天候。雨の止み間を見てスネガ~ツェルマットのハイキングを試みるも、出発早々に雷雨となり撤収。午後、徐々にロープウェイ等が回復したため、トロッケナーシュテーグへ。時々雲が切れて周囲の山々の展望が開けました。マッターホルン、ブライトホルン、モンテローザは勿論、ドムやワイスホルンが渋い姿。

9日:この日はツェルマットを出る日で雲でしたが、朝一番のケーブルでスネガへ。目の前で徐々に雲が切れ、2日間の荒天で真っ白にとなったマッターホルンと対面することができました。
9日:この日はツェルマットを出る日で雲でしたが、朝一番のケーブルでスネガへ。目の前で徐々に雲が切れ、2日間の荒天で真っ白にとなったマッターホルンと対面することができました。11:39の電車で5泊したツェルマットを離れ、帰路につきました。

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スネガより、純白のマッターホルン。6日の写真と比べると約2日間の降雪がよくわかる。
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全体として、週後半は悪天候だったものの前半の好天でブライトホルン登頂、ハイキングも満喫でき、充実した山行でした。「気象予報士」としては、この夏は日本のみならず、欧州でも偏西風が卓越し、稜線での強風が目立ったのが印象的でした。